天才頭脳パズルに挑戦![Q7-論理パズル 仮面に秘められた呪いの謎を解き明かせ!意味がわかると怖い論理パズルに挑戦!①]

みなさんは怖い話や怪談は好きですか?
実は自分、かなりのホラー&オカルト作品のマニアで5chのオカルト板がまだ栄えていた頃は有名なスレで結構書き込みもしてましたし、自分でも小規模オカルト掲示板サイトの運営をしたり、小説投稿サイトにホラー小説を連載したりしていた(黒)歴史があったりします笑

ということで(?)今回はそんな自分のかつてのノウハウを活かしたちょっと怖いオカルティックなテイストの論理パズルを作ってみたので是非解いてみてください。

天才頭脳パズルに挑戦!は現役MENSA会員が作成したオリジナル問題または厳選した良質なIQパズルや論理パズルなど、「脳のトレーニング」につながる問題を定期的に投稿するシリーズです。パズルを解いて、論理的な思考力と推論力、そして柔軟でクリエイティブな発想力を磨きましょう!

目次

Question1

難易度:★★☆☆☆☆

とある山奥の村では毎年12月31日の深夜に、その年に生まれた村の赤ん坊の中から5人選出し、順番に『呪いの仮面』を被る儀式が行われていた。この儀式で仮面を被った赤ん坊は生涯幸せに暮らすことが確約されるとされているが、仮面の呪いに耐性のない赤ん坊は仮面をかぶった翌日の朝までに命を落とすリスクがあると言い伝えられている。
去年(2023年12月31日)にも同様の儀式が行われた。あなたはその儀式の謎を解くために村に忍び込んだ。

1月生まれのAは仮面をかぶったが、1月1日の朝には無事だった。
6月生まれのBは仮面をかぶった後、その日の夜中に命を落とした。
7月生まれのCは仮面をかぶったが、1月1日の朝には無事だった。
10月生まれのDは仮面をかぶった後、その日の夜中に命を落とした。
11月生まれのEは仮面をかぶったが、1月1日の朝には無事だった。

仮面をかぶった順番はE → D → C → B→Aである。

このとき仮面にまつわる伝承が真実である場合、呪いの発動条件としてどのような説が推察されるか?

問題が解けた方は下にスクロールして解答を確認してみてください!

Answer1

答え:偶数月生まれの赤ん坊(今回の場合は6月生まれのCと10月生まれのD)に呪いが発動する。

解説:仮面をつけても翌朝まで無事だったのは1月生まれのAと7月生まれのC、11月生まれのEで夜中に命を落としたのは6月生まれのBと10月生まれのDだった。ここからこの仮面は偶数月生まれの赤ん坊のみを呪う力があることが推察される。

Question2

難易度:★★★☆☆☆

2024年1月2日の早朝に目を覚ますと、なんと赤ん坊Aが死んでいた。
Aは前日まで健康であり、Question1であなたが推測した仮面の呪いの発動条件は正しくなかったようだ。

さて、なぜAだけが1日ズレて亡くなってしまったのか?その場合、真の呪いの発動条件としてどのような説が推察されるだろうか?

ヒント:仮面をつけた順番を思い出そう。

問題が解けた方は下にスクロールして解答を確認してみてください!

Answer2

答え:Aだけが1日ズレて亡くなったのはAが仮面をかぶったときには既に日付が1月1日に変わっていたから。素数月生まれの赤ん坊(今回の場合は7月生まれのCと11月生まれのE)以外の赤ん坊に呪いが発動する。

仮面をかぶった順番はE → D → C → B→Aなので最後に仮面をかぶったのはAであり、また仮面の呪いの伝承には「仮面をかぶった翌日の朝までに命を落とす」と記されているので、Bが仮面を外してAが仮面をかぶるまでの間に日を跨いだために亡くなるのが1日遅れたのだと考えられる。したがって最終的に生き残った赤ん坊は7月生まれのCと11月生まれのEであるから素数月生まれの赤ん坊は無事で、それ以外の赤ん坊に呪いが発動すると推測される(1は素数ではないので注意!)。

とある村に伝わる恐ろしい仮面の呪いに纏わるお話でした…。


ここでよく考えて欲しいのは、赤ん坊の死因は本当に仮面の呪いによるものだったのでしょうか?

閉鎖的な村の人口が増えすぎないように人の手によって間引きが行われていたとしたら…?

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • こういうホラー×論理パズルみたいなパズルはあまり見たことがなかったのでとても新鮮で楽しかったです。最後の意味深な締めも怖くて良かった!

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