天才頭脳パズルに挑戦![Q2-論理パズル 嘘つきを見破れ!とある王国の三人の騎士②]

この問題は前回の問題の応用編です。
まだ前回の論理パズルに挑戦していない方はぜひ下の記事から挑戦してみてください!

天才頭脳パズルに挑戦!は現役MENSA会員が作成したオリジナル問題または厳選した良質なIQパズルや論理パズルなど、「脳のトレーニング」につながる問題を定期的に投稿するシリーズです。パズルを解いて、論理的な思考力と推論力、そして柔軟でクリエイティブな発想力を磨きましょう!

目次

Question

難易度:★★☆☆☆☆

あなたが訪れたとある王国にはいつも真実を言う正直者の騎士と、必ず嘘をつく騎士の二種類の騎士がいた。
あなたがその国の城下町を散策していると昨日とは別の3人の騎士(D,E,F)と出会った。
彼らの話を聞くと、Dは「この中で一人だけが正直な騎士だ」と言い、Eは「3人とも嘘つきだ」と主張した。
さて、騎士DとE,Fはそれぞれ嘘つきか?それとも正直者か?

昨日の問題の発展型となる論理パズルです。文章だけで理解しようとするとややこしくなるので、紙などに状況を整理してまとめるとわかりやすくなると思います!

問題が解けた方は下にスクロールして解答を確認してみてください!

Answer

答え:「Dは正直者」「Eは嘘つき」「Fは嘘つき

解説:Dよりも先にEを考えるとわかりやすい。
Eを正直者と仮定すると「3人とも嘘つきだ」と言うEの発言は正しいことになるが、その発言はEが正直者であることを否定することになり、矛盾が生じるため成り立たない。よってEは嘘つきということになる。
ここから、Eの「3人とも嘘つきだ」という発言は嘘であることが判明し、最低でも一人は正直者がいることが確定する。
次にDを正直者だと仮定すると「この中で一人だけが正直な騎士だ」という発言が正しいことになり、Dが正直者、Fが嘘つきということになる。一方、Dを嘘つきだと仮定すると「この中で一人だけが正直な騎士だ」という発言が嘘となり、正直者が二人か三人、もしくはいないことになるが、嘘つきであることが確定しているEの発言から、最低でも一人は正直者がいることがわかっているのでDが嘘つきという仮定は成立せず、Dは正直者ということになる。
したがって正直者であるDの「この中で一人だけが正直な騎士だ」という発言が正しいことになるため、Fは嘘つきだとわかる。

いかがだったでしょうか?ぜひ他の天才頭脳パズルにも挑戦して脳のトレーニングを重ねていきましょう!

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