今回はIQテストなどによく登場する数字問題の入門編となっています。
はじめての方向けの簡単な問題と実践的な問題の2問を用意してます。ぜひ基本的な解き方をマスターして難しい問題にも応用できる柔軟な思考力を伸ばしましょう!
IQテストなどの行列推理パズルの解き方
1.上段・中段・下段に分割して考える。
2.上段、中段から行方向の法則性を見つけ、その法則を下段にも適用する。
3. 列方向のグルーピングも行い、列方向の法則も発見して全体として整合性がとれていることを確認する(行方向(横)、列方向(縦)または斜め方向のみでしかグルーピングできない問題もあるので注意)。
こちらの記事でも紹介した行列推理問題の一般的な解き方です。
縦横斜め様々な方向から問題を捉えて、法則性を見つけ出しましょう!
Question1
難易度:★☆☆☆☆☆ (目標タイム:20秒)
「?」に当てはまる数字はなに?
選択肢:①13 ②8 ③9
問題が解けた方は下にスクロールして解答を確認してみてください!
Answer1
答え:①13
解説:上中下段に分けてグルーピングすると上段は「1,2,3」続く中段が「4,5」となっており、「1,2,3,4,5…」のように連続する整数かと思われるが中段右の数字が「9」なのでその推理は誤りであることがわかる。
次に見方を変えてみると、右の数字は左の数字と中央の数字の和であることがわかる(1+2=3, 4+5=9)。
したがって求める答えは6と7の和であり、13となる(6+7=13)。
よくある典型的な問題です。次の問題はこの問題よりも少し難しいですが、しっかりグルーピングできる箇所を見抜いて法則性を発見できれば解けるので挑戦してみましょう!
Question2
難易度:★★☆☆☆☆ (目標タイム:40秒)
「?」に当てはまる数字はなに?
選択肢:①18 ②14 ③10
Answer2
答え:③10
縦方向にも横方向にも数字の連続性や大小関係ではグルーピングできないので別の法則性を見つける必要がある。まず問題を上中下段に分けて考える。上段右の「10」は上段左の「2」と上段中央の「3」の和に「5」を加えたものだとわかる。
上段で何かしらの法則のきっかけになりそうなヒントが得られたら、次に中段について考察する。中段右の「14」は中段左の「2」と中段中央の「7」の和に「5」を加えたものだとわかる(2+3+5=10, 2+7+5=14)。したがって上段と中段から左の数字と中央の数字の和に5を加えたものが右の数字になるという法則性が浮かび上がる。これを下段に適用すると,求める答えは下段左の「1」と下段中央の「4」和に「5」を加えた数字、すなわち「10」となる(1+4+5=10)。
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